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授業・プロジェクトの事例紹介

産学連携授業は、協力企業の事業テーマと関連した分野をテーマにしたデザインの提案を行います。
授業期間中に数回行われる発表会では、企業で働くインハウスデザイナーやエンジニアの方々から
プロのノウハウや技術による具体的なアドバイスを直接いただいて作品を制作します。

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ヤマハ発動機の多様な商品カテゴリーの中から、世界で初めて開発した電動アシスト自転車「PAS」を題材に、2つのテーマ「電動アシスト自転車のカラーリング」「自転車をより楽しむ雑貨」をデザインしました。静岡県磐田市にある本社を訪問してショールームやデザインセンターの見学を行いました。作品制作では、ユーザー像を想定し、ユーザーの生活分析から着想するカラーリング、快適に乗るための商品企画・デザインモデルの制作を行いました。

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「10年後の未来に住う」をテーマに、「10年後のキッチン・バスルーム」空間のCMFデザインを行います。この授業では、ペルソナ設定から、カスタマージャーニーマップを作成し、ユーザーの将来の居住空間を、より魅力的にするような提案をしました。リサーチ、ペルソナ設定、カスタマージャーニーの設計、コンセプト(企画)立案、アイディア展開といった企画段階で思考方法のスキルアップも授業の中の大きなテーマになっています。

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使用済み家具の運搬業者のTAKADA株式会社様ご協力のもと、廃棄家具を使いリメイクの手法で椅子を制作する課題。資源循環や社会問題を楽しく解決する表現を学びます。その中で、廃棄家具を通して製品が購入から廃棄されるまでの経緯や、廃棄されたあとの流れ、日本や世界の廃棄物処理の実状、廃棄物処理に関わる事業をおこなう企業について学び、リデュース・リユース・リサイクル、SDGs などの様々な課題を見つける授業です。

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「私が欲しい収納用品」
プラスチック素材による生活収納用品を製造販売する天馬株式会社との連携授業です。企業の事業特徴を活かして、樹脂素材による収納用品のデザイン提案を行いました。デザインのプロセスでは、「何を収納するか」「住宅の中のどんなスペースを利用するか」を想定し、ユーザー視点に立って「ユーザーが求める喜び・楽しさ」「家事や道具との向き合い方」を考えてデザインを進めました。

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劇場やスタジアムの椅子など大型施設の家具で日本の大きなシェアを締めるコトブキシーティング株式会社のご協力をいただいて、「学校空間で使用する家具」についてデザイン提案する授業です。学生はユーザーの視点で課題を発見し、家具によって課題を解決する方法を考えます。また企業はメーカーの立場から、素材・構造・加工方法・さらに販売や搬入設置などの現実に即した条件について助言をする、実社会との接点から多くを学ぶ授業です。

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「夏を快適に過ごすための雑貨プロジェクト」
「水回りで役立つ雑貨プロジェクト」
プロダクトデザイン専攻1〜3年生有志による商品化を目指したプロジェクトです。個人とグループに分かれた8組の学生たちが、「夏を快適に過ごすための雑貨」「水回りで役立つ雑貨」をデザインしました。それぞれのテーマごとに、企画立案からアイデア展開、デザインの検討からモデル制作まで4ヶ月の期間を掛けて取り組みました。

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「かわいいロボット開発プロジェクト」
プロダクトデザイン専攻3年生の有志によるプロジェクトです。
ユカイ工学株式会社様のご協力のもと、学生それぞれが『妄想』したロボットを制作しました。ビジュアルプログラミングキット“kurikit”を使い、初めてのプログラミングに挑戦しながら、3Dプリンタなどを用いてモデルや機構も自作しました。
『こんなロボットがあったらいいな』という妄想からかわいいロボットたちが生まれました。

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「伝統的な素材を現代に活かすプロジェクト」
プロダクトデザイン専攻2〜3年生の有志によるプロジェクトです。
 昔から食品の包装に使われてきた紙のように薄い板である『経木』は、安価なプラスチックの登場で需要が激減し、生産工場もわずかになっています。
サステナブル、森林資源循環の視点から新たに異業種から経木生産に参入したのが奥会津経木製作所です。素材提供の協力をいただき、新しい用途・魅力の提案を行いました。

.© Joshibi University of Art and Design.

​女子美術大学プロダクトデザイン専攻

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